牛糞堆肥の
老舗メーカーとしての矜持

私たちは、1978年に牛糞堆肥を製造販売する事業で創業いたしました。約40年以上の「牛糞堆肥」の製造販売実績がある老舗メーカーです。牛糞堆肥の主原料は、畜産農家の飼育過程で発生する「牛糞」で、それに様々な副資材を混ぜ合わせた後、数カ月間発酵させて完成に至ります。
牛糞堆肥は、農家の方や家庭菜園を楽しまれる方には馴染み深い土壌改良材です。また、お客様に当社の牛糞堆肥をご使用いただくことで、「地球上に廃棄物を出さず循環型経済の一役を担う」ことに繋げるために、以下の社会貢献を通じた収益化で事業を継続するべく、日々努力しています。

農家などの生産者の皆様や
家庭菜園をたしなむ皆様に喜んでいただく


糞尿を再資源化し、畜産農家の収益改善や
地域の公害対策におおいに貢献する

土づくりへのこだわり

植物の恵は大地の恵み

全ては、土を育てることから

堆肥や培養土などの「土」は地味な素材ですが、すべての命の源泉につながる非常に大切な要素で世の中にはなくてはならない物です。
当社の工場がある兵庫県と岡山県の県境付近は、自然に恵まれ「土」の原料が豊富に存在する地域です。この恵まれた風土を生かして、未来永劫に必要とされるべく多種多様な「土」商品を製造しています。
「土」は基本的に有機物が含まれており、品質をある程度一定に保つにはかなりの取り組みが必要とされる非常にデリケートなものです。また、原料原価が高いものを含めば、品質が良くなるとは限りません。当社では常に原料の品質をチェックする体制を整えており、品質と価格の適正なバランスを常に追求し続けています。

品質へのこだわり

培ったノウハウと手間ひまをかけて生む

期待に応える「土づくり」

製造過程において、発酵のスピードは気温の寒暖差等の季節要因で異なり、需要が集中する時期は特に品質の差が出やすくなります。また、主原料が畜産農家の副産物なので、処理を目的とした短期間で発酵させた、格安な粗悪品が一部出回っているのも事実です。インターネットで牛糞堆肥に関して様々な意見があがる大きな要因であると言えます。
しかし、私たちはこれまで培ってきたノウハウで、季節に応じた製法を研究し、品質の安定化に成功しています。国の指定する公共工事の指定銘柄等はもちろん、数多くの店舗様での取扱商品においても、安定した高評価をいただいています。植物の植生には、土壌の質の良し悪しが大きく影響します。牛糞堆肥は「肥料取締法」に基づき、生産業者名が必ず袋に明記されています。身近なお店でも、私たちの会社名や住所が記された牛糞堆肥を見つけた場合は、価格一辺倒ではなく、製品に拘った品揃えをしているといっても過言ではありません。
私たちの事業の柱は「土づくり」です。店舗様、業者様、そして当社の製品をお使いただくユーザー様の信頼に応え続けられるよう、これからも安定した製品をお届けします。

商品開発へのこだわり

スタイルに合わせた提案

適切な根圏環境の実現

土次第で、植物の生育は驚くほど変わります。「何度やってもうまく育たない」と感じる家庭園芸好きの方や「土に拘りたいけれど、自分独自の配合には手間と経費がかかりすぎる」とお悩みの農家の方は、ぜひ弊社にご相談ください。植物によって、適切な根圏環境は異なるため、それぞれの特徴に適した培土が必要です。作物に適した培養土を確実に提供するために、自社での幼植物試験や、プロ農家との共同試験を重ねています。私たちは、家庭園芸からプロ農家まで、それぞれのスタイルと作物に合った培養土を開発し、提案いたします。

開発培養土例

  • トマト専用培養土
  • イチゴ専用培養土
  • 各種播種用土

etc

検査システムについて

原料や商品の定期検査や発芽育成試験、幼植物試験を通して、安定した高品質を保っております。

定期検査項目

pH、EC、水分量、嵩比重の測定

原料 牛糞・バーク 2回/
1ヶ月
各数値に異常がある場合は使用中止
その他の原料 1回/
1ヶ月
商品 農業用商品 製造毎 各数値に異常がある場合は製造停止
その他の商品 1回/
1ヶ月

発芽・生育試験

原料 牛糞・バーク 1回/
2ヶ月
コマツナで発芽・生育に問題がないことを確認
商品 農業用商品
その他の商品

検査・判定方法

pH 資料培土100ccを採取し200ccの温水に混ぜる。30分後pHメーターで測定する。
EC 資料培土100ccを採取し200ccの温水に混ぜる。30分後ECメーターで測定する。
水分量 資料培土10gを採取して水分計に乗せ、105℃・30分間加熱乾燥させて測定する。
嵩比重 500ccメスシリンダーに資料培土を500cc入れ、5cmの高さから5回落して空いた上に補充し重さを測り、出てきた数値を500ccで割って求める。