INTERVIEW

自分の役割を
全うする。

上月 義之

営業部 取締役営業部長
2004年入社

元々別の業界で個人のお客様向けの営業をしていました。メーカーや業者の方と業務をする機会も多く、法人営業に興味を抱いた頃に、近畿農産資材に入社することになりました。現在の業務は、ホームセンターやベンダー、メーカーへのご提案や、商社、肥料店、公共工事を行う土木業者へのフォローや受注処理、新商品の紹介、プライベートブランド作成のご相談を受け、OEMの商談を行うこともあります。入社当初、業界の事は全くわかりませんでしたが、先代の営業に同行して知識を付け、時にはお客様に教えていただくこともありました。この業界のお客様は、気のいい方が多いので、わからないと正直にお話しすると丁寧に教えていただけるんです。その中で当社の強み、品質の良さと、生産能力高さを見出してきました。生の声を聴くことで、改めて自信をもってご提案できるようになりましたね。

私の中で、仕事とは『「自分の役割」で会社に貢献する』ことだと思っています。今の自分の役割は「会社のみんなに仕事を作ること」。工場のみんなに商品を作ってもらい、工場を動かしてもらうことです。その役割を果たす為なら、どんなことも苦ではないですね。以前、京都の会社様に飛び込みで伺い、1つの商品から始まった取引が、10年程経った今では、15アイテムを取り扱っていただけるようになりました。みんなが作ってくれた製品の信頼性と、お客様との強い繋がりの中で現在があるということは、とても大きな財産です。私たちが届ける商品は、佐用町をはじめとする牧場から堆肥原料をいただき、「土づくりのノウハウ」による徹底した品質管理で生まれたものです。業務を通じた地域貢献を通して、お取引先様にも、その先にいるユーザー様にも喜んでいただくために、これからも自分の役割を果たしていきたいと思います。

愛する地元から
全国へ。

岡本 行古

営業部 工場長
2002年入社

高校卒業後、牧場に勤務していました。その経緯と、佐用という地元が好きで、この地域に根差した仕事をしたかったので、近畿農産資材に入社しました。今の主な業務は、上月工場で堆肥の切り返しや発酵など、製品の「基」を作る部分に携わることと、製造部6人をまとめる工場長としての全体管理です。また、機械の修理や繁忙期に備えた設備機器のメンテナンスなども行います。入社後1年程経った頃にホームセンターとの取引がはじまり、1台目の機械が入ったことを覚えています。それ以降、機械化や重機のサイズアップ等、時代と業務に合わせた対策を講じて成長を遂げてきたのを肌で感じ続けてきました。扱っているものと工場規模が非常に大きいので、工場で働くみんなが安心して働けるよう、安全に対する環境を作ることも私の役目だと思っています。

私たちの製品は1つの「商品」として販売されるまで、発酵と切り返しを長時間かけて行うので、短期間で出来るものではありません。そのため、品質と出荷の調整がとても重要になってきます。日々の徹底した品質管理を通して、製造工程の仕組みや調整、繁忙期とのバランス、屋内の環境で保存できるような製造・保存方法も考えながら業務にあたるようにしています。私の中では、繁忙期とそうでない時期の『波をなくすような仕組みづくり』が今ある最重要課題ですね。そこに向き合うためにも、若い副工場長へ引き継ぎを行いつつ、もっと工場全体の管理とフォローに回っていこうと思っています。実は副工場長も私と同じ佐用高校の後輩で、会社にも地元の仲間が多いことが、明るく自由な社風を生んでいる要因のひとつだと思います。土づくりを通して、地元だけでなく全国に貢献できる企業なので、前向きにがんばれる方と一緒に歩んでいきたいですね。

会社も自分も
「土」と同じ。

影山 充俊

製造部 副工場長
2004年入社

高校卒業後、近畿農産資材に入社しました。現在は副工場長として、混合や配合を中心とした堆肥製造と、生産業務の全体を見る仕事をしています。混合する段取りや、スケジュールも生産予定から計算して自分で組んでいます。配合に関しても、品質に関わる責任重大な業務なので、異物の混入や配合比率等には特に注意しています。取り扱う堆肥量・操作機械・重機等、一見スケールの大きさもありますが、私が関わっている部分は、緻密な事を要求される業務です。製品の品質を守り続けお客様に喜んでもらうこと、そして「どこよりもいい商品」を作りたいという一心で日々の業務を行っています。ひとつの製品を作り上げるのに、流れがある仕事なので、協力と連携が重要です。安定して高品質の製品を作りつづけるには、各々が責任を持って業務にあたることはもちろん、共に働く仲間とのチームワークが特に大切だと感じます。

ここでは一番年下になりますが、仕事での先輩も人生の先輩も、みんないい方ばかりです。何度か壁にぶつかることがあったときも、工場長の相談やパートの方からの激励で、乗り越えることができ、現在の自分があるのは先輩方のおかげなので、すごく感謝しています。また、扱っている「土」と同じで、会社の成長と共に、この社風と環境が時間を経て円熟度が増しているのを感じます。今となって、壁にぶつかっていた自分自身を思い返せば、根気強くひたむきに努力を続ければいいこともあると思えるようになりました。
これからも、今は知識も人としてもかなわない工場長からいろいろ学び、成長を続けていきたいと思います。みんなからの信頼も、もっと増して、いつか工場長から「全部任せるわ!」と言ってもらえる存在を目指します。

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近畿農産資材株式会社