事業の原点の想いについて~ものづくりへのあくなき探求と環境改善への貢献
弊社の創業時の原点についてお伝えさせていただきます。
日本は20年近い高度成長期の間、国として大きな発展をしましたがそのひずみで
公害問題など様々な負の要因も同時に発生しました。
その中で一部の畜産農家が排出する糞尿が川に流れたりと公害問題が発生しました。
また当時は量を重視した農業が盛んで化成肥料に極度に依存した農法は一時的に農家の
生産性の向上に寄与しましたが、土地が瘦せていく一方で緩やかに生産性が低下しはじめていたと聞いています。
創業者 西 陽二郎の義理の父親である小野塚 祐一郎は事業家として成功をおさめていましたが、
同時に研究開発者としての側面もあり、自らの知識を活かし人様のお役に立てる第2創業を色々と模索していて、
その中に畜糞を主原料にした化成肥料の補填となりうる有機質肥料や土壌改良材の独自の製法の研究がありました。
公害問題と食糧問題を同時に解決できるかもしれない、当時としては画期的なビジネスモデルでした。
西 陽二郎は小野塚 祐一郎の「良い商品を作り、人様へのお役立ちに寄与する」と言う想いに共感し、
権利を買い取り事業をはじめたのが創業の原点になります。
創業者 西 陽二郎と小野塚 祐一郎 (創業当時の工場にて)
理念を共有していた2人はいつも積極的に意見交換していました。
良い商品作りの仕組みを構築するのには一定の年月がかかりました。
弊社のビジネスモデルは環境改善、畜産農家の安定経営、食料自給率の向上などの人様へのお役立ちです。
創業当時から2人は畜産関係者と綿密に交流を持ち、活発に意見交換をしていました。
試行錯誤の末、安定した品質の牛糞堆肥の生産システムが構築でき、牛糞堆肥「フミライプA」は
国や地方自治体の公共工事にも使用可能なブランドとして認定を受けています。
建設物価・積算資料に掲載れれている牛糞活性堆肥「フミライプA」
昨今、化成肥料の高騰で再び牛糞堆肥をはじめとした有機質肥料が注目されています。
世界的に宣言されたSDGsの理念にも大いに関係がある事業です。
弊社は畜糞の処理ではなく、ものづくりの一環として畜糞を堆肥化、商品化を行っています。
量販店や専門商社、専門店、緑化工事などで様々な流通経路を通じて弊社の商品を見つけて
触れてもらって、創業時からの想いを知っていただければ望外の幸いです。
皆さまの温かいご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げます。
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