先般、兵庫県より「ひょうご産業SDGs認証事業」のアドバンストステージに認定された旨ご連絡をいただきました。
昨今、化成肥料や輸入飼料の高騰や地球温暖化による気候変動で農業には厳しい環境が続いていて、
私たちの日常生活にも食料品高騰という形で大きな影響を受けています。
世界的に地球温暖化や脱炭素に対する取り組みの中、国の指針である「グリーン成長戦略」の中に「資源の循環利用や地域資源の最大活用、化学農薬・化学肥料や化石燃料の使用抑制を 通じた環境負荷の軽減を図り、カーボンニュートラルや生物多様性の保全・再生を促進し、災害 や気候変動に強い持続的な食料システムを構築する」というテーマがあります。
弊社は家畜の飼育の過程で発生する糞尿を堆肥や培養土として再資源化し、花、野菜などの植生や公園などの公共設備の緑化などにお使いいただいています。
また弊社が堆肥化している糞尿の主な発生地等の情報は以下の通りです。
①佐用町で発生する大部分(推定90%以上)~佐用町は県内でも有数の畜産が盛んな地域です。
町内で発生する大部分の糞尿の再資源化に貢献し、町内での循環型経済の健全な発展におおいに寄与しています。
②神戸市にある兵庫県最大級規模の牧場の一定量
③その他県内、岡山県の複数の牧場の一定量。
また今後、既存の形にとらわれず様々な形で糞尿の有用化に貢献し、兵庫県内を中心とした循環型経済の構築に貢献していきたいと考えています。
建物の建築には、完成した形だけではなく土台を固めることが大事であるように、目に見えるものだけではなくそれを支えるものも大事で両方がうまく重なってはじめて完成するものと考えます。
おりしも兵庫県は、輸出も視野に入れた和牛の供給体制の構築に力を入れていくと聞いています。
構築の安定化にはその光の部分だけに的を絞るのではなく、土台の部分の構築も併せて行うことが重要だと考え、今後弊社の事業はますます大事になってくると考えます。
弊社の事業はもともと非常に社会貢献性が高いものですが今後さらに社会貢献と事業の継続・発展に向けて取り組んでまいります。
皆様の今後の益々のご支援をよろしくお願い申し上げます。
https://web.hyogo-iic.ne.jp/sdgs/
2023年12月8日
近畿農産資材株式会社 代表取締役社長 西 威誠
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