先般、兵庫県より「ひょうご産業SDGs認証事業」最高位のゴールドステージに認定された旨ご連絡をいただき、
8月20日付で兵庫県のホームページのプレスリリースにも公開されました。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/sr07/sdgs-ninsho.html
※クリックするとPDFが開きます。
昨今、化成肥料や輸入飼料の高騰や地球温暖化による気候変動で農業には厳しい環境が続いていて、
私たちの日常生活にも食料品高騰という形で大きな影響を受けています。
世界的に地球温暖化や脱炭素に対する取り組みの中、国の指針である「グリーン成長戦略」の中に
「資源の循環利用や地域資源の最大活用、化学農薬・化学肥料や化石燃料の使用抑制を通じた環境負荷の軽減を図り、
カーボンニュートラルや生物多様性の保全・再生を促進し、
災害 や気候変動に強い持続的な食料システムを構築する」というテーマがあります。
弊社は家畜の飼育の過程で発生する糞尿を堆肥や培養土として再資源化し、
花、野菜などの植生や公園などの公共設備の緑化などにお使いいただいています。
また弊社が堆肥化している糞尿の主な発生地等の情報は以下の通りです。
①佐用町で発生する大部分(推定90%以上)~佐用町は県内でも有数の畜産が盛んな地域です。
町内で発生する大部分の糞尿の再資源化に貢献し、町内での循環型経済の健全な発展を側面から支えています。
②神戸市にある兵庫県最大級規模の牧場の一定量
③その他県内、岡山県の複数の牧場の一定量。
また今後、既存の形にとらわれず様々な形で糞尿の有用化に貢献し、
兵庫県内を中心とした循環型経済の構築に貢献していきたいと考えています。
砂上に楼閣は建ちません。
建物の完成には目に見える形だけではなく、土台を固めることが大事であるように、
お互いが良い仕事をしてはじめて成り立つものと考えます。
おりしも兵庫県は、輸出も視野に入れた和牛の供給体制の構築に力を入れていくと聞いています。
構築の安定化にはその光の部分だけに的を絞るのではなく、土台の部分の構築も併せて行うことが重要だと考え、
今後弊社の事業はますます大事になってくると考えます。
弊社の事業はもともと非常に社会貢献性が高いものですが、
温室効果ガスの排出を低減する製造方法の追求や新商品への研究など努力を重ね、
今後さらに社会貢献と事業の継続・発展に向けて取り組んでまいります。
皆様の今後の益々のご支援をよろしくお願い申し上げます。
2024年8月20日
近畿農産資材株式会社 代表取締役社長 西 威誠
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兵庫県土木請負工事適用の浄水土入り植生基盤材の製造販売を開始しました。
帝国データ―バンク発行誌に当社の事業を取り上げていただきました。
兵庫県が推奨する「ひょうご中小企業技術・経営力評価制度」で「優良企業」の認定を頂きました。